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歴史 ⇒ 観覧車の誕生とその後

世界で始めての観覧車の誕生。

観覧車が生まれたきっかけ

観覧車は、かの有名な「エッフェル塔」に対抗するために生み出されました。

1889年、パリで開催された万博でエッフェル塔が建てられました。エッフェル塔は312mで、当時世界一の高さを誇る鉄塔でした。
そして4年後の1893年、シカゴで万博が行われるにあたってこのエッフェル塔に対抗する建設物を建てることになり、多くの建築家がアイディアを出し合いました。
ここで登場したのが、タワーを2本建造しその間に軸を渡して直径80m近い車輪を設け、さらにゴンドラを吊り下げた”-FerrisWheel-”でした。

これが現在の「観覧車」の誕生したきっかけです。

ちなみに、18世紀初め、モスクワのイズマイロフ公園に人間が綱をかけて回すという観覧車の原型のようなものはあったようですが、電動でこのように大規模なものは初めてでした。

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-FerrisWheel-を生み出した人物

G.W.Gale Ferris (ジョージ・ワシントン・ゲイル・フェリス・ジュニア)

アメリカのピッツバーグの橋の建築者で、橋梁やトンネルを専門としている技師でした。
彼の名前を取ってこの建造物は「FerrisWheel」と名づけられました。
ちなみに観覧車を思いついたきっかけは、「メリーゴーランドを縦にまわしたら」だったそうです…。

世界初の観覧車-FerrisWheel-の概要
全長264フィート(約80.47m)
直径250フィート(約76.2m)
円周825フィート(約251.46m)
中心軸約13.7m
ゴンドラの数36基
乗車人数60人(40人の座席+20人)
一周所要時間20分
料金50セント
備考ゴンドラは木製

※(1フィート=30.48cm)

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-FerrisWheel-の反応

初め万博の事務局は、この鉄骨が剥き出しのフェリスの案を採用するつもりはありませんでしたが、マスコミがこの建造物の存在を大々的に取り上げてしまった事と他に良い案がなかったことから、「建築資金70万ドルを自己調達する」という条件付きでフェリスの観覧車-FerrisWheel-を採用しました。

この乗車料金の50セントは、万博の入場料に等しく、同会場にあったメリーゴーランドの料金の10倍でした。しかし観覧車は常に行列ができ、6月21日から10月までの開催期間中に利用者が延べ50万人に達しました。

シカゴ万博サイト(英語)
http://columbus.gl.iit.edu/
「ferris」で検索をかけると観覧車詳細が出てきます。

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-FerrisWheel-のその後

1894年中ごろに分解されましたが、1904年にセントルイスの万博で再び利用されました。そして1906年まで現役で活躍しました。

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-FerrisWheel-から世界の観覧車へ

このシカゴ博覧会の-FerrisWheel-以降、世界各地に観覧車が登場しました。イギリスでのエールズコート博覧会には「great wheel」と呼ばれる観覧車が設置されました。

-great wheel-の概要
直径84m
ゴンドラの数40基
乗車人数30人
一周所要時間20分

1894年にロンドンのコニーアイランドにも、ジョージ・ティルユーが作成した観覧車がありました。

ジョージ・ティルユー作 観覧車の概要
直径37.5m
乗車人数18人
ゴンドラの数18基

また、1927年、ニューヨークにもコニ―アイランドという機械主体の現在の遊園地に近いものができ、博覧会で使用済みになった観覧車は移設されたりしました。

参考文献:
  • 橋爪 紳也 日本の遊園地 Amazon

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観覧車シルエット
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