【レビュー】クリフトン・ヒル ナイアガラ スカイホイール(Niagara SkyWheel)

クリフトン・ヒル

世界的に有名な観光地、ナイアガラの滝があるナイアガラ・フォールズ。
その中心街クリフトン・ヒルに2006年オープンした観覧車がスカイホイール。

今回の観覧車が、私にとっては海外初の観覧車。
若干の緊張と期待を胸に訪れる。

午前中に観光したナイアガラの滝周辺の公園からも、観覧車の上半分だけ見ることができた。
ツアーに付いていた昼食はビルの上階で眺めが良く、全景を望むことができた。

まずは16時くらいに昼間の観覧車に乗りに行った。
観覧車はクリフトン・ヒル通りのちょうど真ん中辺りにある。
高さ53m、4人乗りのゴンドラ42基。支柱もゴンドラも全て真っ白。
ゴンドラはガラスの部分が多くマジックミラーのようにになっていて外から見るとガラスが黒く見える。

ツアーに乗車券が付いていたので、入り口で件を引き換える。
通常は大人C$9.99(カナダドル)。ちなみにこの日のC$1は112円ほど。

乗降場には20人くらいの人が並んでいた。家族連れが多く、日本人の姿は見当たらなかった。

近づいて分かったことだが、観覧車の速さが結構速い。
このスカイホイールは観覧用でスピードは遅いと書いてあった記憶があったので意外だった。
しかしスリル系ライドほどの速さではなく、日本の一般的な観覧車と海外のそれの中間というような速さだった。

ドアは自動で閉まり係員が手動でロックしていた。
乗降は全てのゴンドラを順に行うのかと思いきや、左右二つの乗降場にあるゴンドラにそれぞれ乗降させると少し回転し、離れたところの二つをまた乗降・・・を三回くらい繰り返す。
そして三週ほどとまらずに回転した後、また同様に乗降と少し回転の繰り返しだった。
そのため実際に乗っていた時間は10分程度のようだが何だか落ち着いて観覧できるような感じではなかった。

中はこのような感じ。

隣のゴンドラ

上から

景色はちょうど回転方向にナイアガラのカナダ滝とアメリカ滝が一望。
隣にはスカイロンタワーやカジノ、ホテル郡も見える。

そして反対方向には第一カジノとクリフトン・ヒルのスリラーハウスをはじめとするにぎやかな町並み。
ナイアガラ川と反対方向は住宅街と背の低いホテル?などが見えた。

いつも観覧車に乗ると一番上から景色の写真を撮りたいと構えていて落ち着いて景色が見られないことが多いが、ぐるぐる何度も回るので撮影後もじっくり景色を見ることができた。
しかしそれなりに速度があるため、日本の観覧車に慣れた身としてはゆっくり景色を観察するにはちょっと落ち着かない。
本当に景色だけを楽しみたいならタワーの方が良さそうだし、アトラクション性を求めるのなら速さが足りない気がするしなんだか中途半端だなぁと思ってしまった。

最後は反対側にあるドアから降車。
帰りの通路には花壇があった。そういえばナイアガラでは至る所に花がある。街灯にある観覧車の旗の下にも花の飾りがあった。

その後、日が沈んでから再度訪れる。
ちなみに7月のカナダの日没は20時半、21時でもまだうっすらと明るかったが遠くから見ても白いイルミネーションが輝きひときわ目立っていた。

21時半くらいに付近まで行ったが22時から滝のそばで花火があり、それを見るには時間が微妙だったため乗らず。
観覧車から花火を見るという夢のコラボレーションも考えたが、花火の時間が10分弱と短かったため失敗するのも嫌で断念した。

そして結局花火のあと戻ってきたものの乗らず。その代わりに隣にある土産物屋を物色。
観覧車通信の記事(スカイホイール・グッズ)より観覧車グッズがほとんど無いという情報を得ていたので探したところ、要望が通ったのか、ナイアガラ付近の四箇所の写真を使ったタンブラー、マグカップ、お猪口サイズのグラス(このサイズのグラスは至る所にお土産としてあった)、コースターがあり
観覧車のみのイラストもコースター、マグカップ、上記のグラスなどがあった。
色々迷ったが写真のグッズは絵葉書と似ていたこともあり絵葉書を統括して購入、その他ミントとコースターを購入。

ただ観覧車イラストグッズがセール品になっていたのが若干気になった・・・。

そんな感じで初めての海外観覧車体験は終了。
何より、興奮する私と共にナイアガラの滝鑑賞と同じくらい観覧車に時間を割いてくれた友人に感謝!