伊勢崎観覧車問題
建設をめぐり「税金の無駄遣い」として反発の声が上がり、2万人以上が市に反対署名を提出する事態となっていた伊勢崎の観覧車の建設が凍結される事になりました。
この問題は、夕張市の財政破綻などで市の経営のあり方が改めて議論される中、約10億円の費用がかかる観覧車を市民への説明も不十分なまま計画を決定したと言う事で大きな問題となっていました。
また、さらに市長が自治会長に当たる区長らに「賛成署名」を出すよう頼んでいたことが判明したようで、さらなる稟議を呼んでいるようです。
以前のエントリーにも多数のコメントを頂きましたが、観覧車好きの意見としても
せっかく市のシンボルとして建てられる観覧車が市民の生活を圧迫し、歓迎されないまま寿命が来て解体されてしまう・・・というのではあまりに悲しいと思います。
特に大きい観覧車は、建設費はもちろん相当な維持費がかかります。100m級の大観覧車の中には維持できずに10年前後で解体されてしまったものもあります。そのあたりをきちんと考慮した上で、本当に市民から賛成してもらえる計画を立てて欲しいと思います。
以前のエントリー
【新観覧車】群馬・伊勢崎市 環境ふれあい公園
ディスカッション
コメント一覧
こんばんは アレン・パークスターです。
以前、この観覧車建設に賛成の立場といって書き込みをしましたが、延期を知った少々残念な気持ちになりました。
伊勢崎市民への説明が十分でないまま進めようとしたことは確かに遺憾ですが、新しいシンボルにしたいといった伊勢崎市長の姿勢は私には理解できることです。
3月に、補正予算案が提出されるようなので、それに期待してみたいと思います。
以上です。