【レビュー】BIG HOP 大観覧車そらっぱ

BIG HOP

6月最終週、ようやく今年初めて観覧車に乗りに行く機会が出来、まだ乗ったことの無い観覧車を調べたところ
首都圏では栃木と千葉の印西のみだった。
栃木は電車で2時間半かかるようなので、印西を選択。

日暮里から京成線で高砂へ。北総線に乗り換えて終点1つ前が印西牧の原。
京成線に乗るのは成田空港に行く以外では初めてで、スーツケースを持った人を見ると自分もこのままどこか海外へ行きたくなる。

初の北総線は空いていて、冷房が結構きいていて寒かった。
立つ人がちらほらいるくらいの混み具合だったが、印西牧の原ひとつ手前の「千葉ニュータウン中央」駅でほとんどの人が降りてしまう。
そして降りた次駅印西牧の原は比較的新しそうな駅。
駅に着く直前に観覧車が見えた。線路よりだいぶ高い位置にある。
改札を出ると見えるのはヤマダ電機やホームセンターなどの大型店舗とマンション群、そしてBIG HOP。

BIG HOPの中へ足を踏み入れると、想像より人の数が少なく静かな雰囲気。
まだ不動産屋などがちらほらとあるだけで、メインの店舗はもっと奥にあるようだったのでそちらに向かって直進。
そしてようやくショッピングモールらしい2階建ての店舗が並ぶエリアへ。
しかしここでも余り人は増えていず、何より空き店舗の多さが目立っていた。
今まで訪れたショッピングモールはどこも休日混雑していたので、この空き具合は予想外だった。

観覧車のある、駅から一番遠い開けた場所に着くとちらほらと家族連れの人々の姿が見られる。
というよりむしろ家族連れ以外の学生世代などはほとんど見られない。

観覧車の前にはなんとなく観覧車モチーフかと思われる模様。

券売機は2台あり、横には冷暖房完備や一周所要時間やその他もろもろの説明看板が。


「定員」と「6名」の間には何が書いてあったのだろう・・・

この観覧車、名前が「BIGHOP大観覧車」「大観覧車」「大観覧車そらっぱ」と場所により表記がバラバラ。

「そらっぱ」の名に全くそぐわない澱んだ空。

観覧車は全長50.8m、直径42.8mで6人乗りゴンドラ32基。1週は約15分。
料金は大人500円

ゴンドラは泉陽興業の雫型。

乗り場が二階のため直径に比べ高さは高い。

一階までまで伸びる太い支柱の前がベビーカー置き場

そして何より目立つのは観覧車に隣接して立つ大きな恐竜。

以前、福島県・いわき市の「海竜の里センター」でも同じように恐竜(あちらは海竜だったが)がいたが、こちらはもっと観覧車に接近して立っている。
実際に乗ってみると上昇を始めてすぐに恐竜の顔がゴンドラから間近に見える。

しかもこの恐竜、口が開いて威嚇?してきた。
これは子供は喜びそうだが、小さい子だと怖がって泣いてしまうかもしれない。
そういえば一階部分にはテントがいくつかと木々のオブジェがあった。ジャングルかなにかをイメージしているのだろうか。


後ろから見るとこのような感じ

ゴンドラ内に目を向けると、窓枠に4つドリンクホルダーがついていた。

この観覧車は食事は禁止だが飲み物はOKとのこと。

また、景色の案内プレートがぶら下がっていた。両面印刷で裏に注意事項が書かれていたためちょっと見づらい。

建物より上に上がると、屋上に「BIG HOP」の文字が書かれていることに気づく。成田空港からの飛行機のためか?と思ったが本当のところはどうかわからない。

駅方面の施設屋根は真っ白。

近くにはマンションがいくつも建っているが、駅から離れたところには平野が広がっていて建物が少なかった。

真ん中にあるちいさい緑のカマボコのようなところが印西牧の原駅。

隣のゴンドラ

案内では幕張から成田空港、そしてお隣茨城県の筑波山まで見えるとのことだったが
雨が降るか降らないかのどんよりした雲に覆われて、遠くはほとんど見渡せなかった。

乗車後、全景を撮るためにBIG HOPを出て少し離れた国道沿いへ。
雨はまだなんとかもっていたが、やはり空が晴れ渡っていないため白っぽい写真ばかりになってしまった。

ヤマダ電機にも写っていた

写真を撮り終えてもう一度BIG HOPに戻った頃、少しパラパラと雨が降ってきたが
結局ほとんど降られずにすんだ。

バーゲンの旗にも観覧車

その後BIG HOP内の飲食店で昼食。

アウトレットでないショッピングモールはよっぽど目玉の店舗がないと経営が難しいのかなと思いつつ、
現在続々と建っているらしいマンションに人が入って活気付くとよいなぁと考えていた。

BIG HOP

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