【レビュー】サントピアワールド 大観覧車

サントピアワールド

車で向かう途中、だいぶ雲行きが怪しく、何度かポツポツきたと思えば止んだりを繰り返していたのでハラハラしながら車を飛ばした。結局何とか本降りにはならずに到着。
サントピアワールドはいきなり田園地帯の中に出現したような遊園地だったが、ジェットコースターが数個あり結構規模の大きい施設だった。
大きい看板をくぐると左右に広い駐車場があり、車を止めて写真を撮影しようとカメラを構え撮影ポジションを探していると急にスコールのように大雨が。
急いで入園口の方まで避難し、しばらく様子を見ていると少し小降りになってきたので入園。

観覧車は入り口地点よりかなり高い位置に建っていた。
ゲートの方から目を凝らしてみると、下部にライトが灯っているゴンドラがあるのを発見。
心なしかゴンドラの形もちょっと違うような・・・?と思っていたら、入園口の看板を見て謎が判明。
なんと、最近いくつかの観覧車に相次いで設置されている「足ブラ観覧車」がここにも2基あるとのこと。
足ブラ観覧車とは、通常の箱型ゴンドラの代わりにジェットコースターのような上から安全バーの降りてくる椅子が二つついていて、上に傘の形をした屋根がついているという形状のもの。
事前にここに設置されていることを知らなかった為、初めて見る足ブラに気分が高ぶる。

入園し、ゲートをくぐると小雨になっていた雨は一旦やんでいた。
急いで全景を撮り、10段くらいある階段を5・6箇所登ってようやく観覧車の前へ。
観覧車は地面についている支柱が白で中心の支柱はエメラルドグリーン、真ん中には「Suntopia World」の赤い文字。
ゴンドラは雫型だが、横浜や天保山に代表される単色のものではなく、もう少し縦に長くふちが白で電飾用のオレンジの電球が等間隔についているものだった。(ちなみに前者は泉陽工業製、今回は豊永産業製)
側面は2色になっており、オレンジ+青やワインレッド+緑、ピンク+水色などの配色になっていた。

乗り込むと、上部には扇風機が。少し暑かったのでスイッチを入れる。
中の椅子は濃い赤で滑り止めの凹凸があり、弓なりに真ん中がへこんでいる。
ゴンドラ内から支柱を観察すると、幾分錆びが目立っていたのでちょっと怖くなったが、他の乗り物は点検の結果停止されたりしていたので安全面は問題ないのだろうと推測。

晴れていれば佐渡島が見えるとのことだが、雨が止んだばかりで一面を雲に覆われ方向すらわからない。
観覧車の後ろ側はさらに遊園地が続いていて、真下にはゴーカートで遊ぶ子供達の姿。
乗車口向かって右奥の方には山になっており、途中に教会のような休憩場が見える。

一周した後、天気がなんとか持ちそうだったので「あいあいアンブレラ」に乗ることに。
荷物をコインロッカーに入れゴンドラがまわってくるのを待ち、一人ずつ乗り込むと係員の人がバーを下ろしロックをかけて完了。
ゴンドラの色合いは椅子部分が赤で上にある傘は白・黄・赤・青の4色模様、先端にはライトアップ用と思われる紫の電球。
足元には下が見える格子状の足置きがあった。

普段ゴンドラの中から見える景色が、ガラス越しではなくそのまま見えるので想像以上に視界が開ける。
通常ゴンドラに乗ったときは天気の悪さが残念だったが、このゴンドラだと暑すぎず日差しも厳しくない今日のような日の方が快適に乗っていられそうだった。程よく吹いている風が心地良い。
高いところが好きな自分でもさすがに怖いかと思ったが、スピードがゆっくりな為あまり恐怖は感じられない。
逆に高所恐怖症の人にはじわじわと高いところに登っていくのでジェットコースターより怖いかもしれない。

結局、運よく乗車中雨に降られることはなく2周を終えることが出来た。
乗車後お土産売り場に行くとあいあいアンブレラストラップを見つけたので購入。そばにはベアブリックにのっとられたミニ遊園地の飾りや、観覧車の絵の描いてあるお土産のクッキーがあった。
ちなみにその後売り場を出るとまた大雨になっていた。危機一髪だった。

あいあいアンブレラ看板

全景

乗り場

ここにもサンちゃん

扇風機

椅子

支柱

園内

ゴンドラ

あいあいアンブレラ

横から

あいあい足元

田園風景

園内・正面

通常ゴンドラと足ブラゴンドラ

観覧車オブジェ

お土産にも