【レビュー】小樽公園こどもの国 観覧車
体育館の横に車を停めて入る。
またしても観覧車の姿は愚か、遊園地の気配すら感じられない。
しかも案内板が見当たらないので、とりあえず公園の中の方へ進んでいく。
公園の中だけでも高低差が結構あった。
公園に入って5分ほど歩くと、ようやく「こどもの国」を発見。
入園無料で、入るとすぐに案内板があり、遊園地ゾーンはだいぶ上のほうにあることが判明。
しかし木々に覆われてまだ観覧車の姿は見えない。
ひたすら坂を登るとようやく小さい観覧車が視界に入る。
かなり小さめで全長6mほどとのこと。中央部には動物の絵。
錆びも所々に見え、この場所で長い間子供達を乗せてきたことが伺える。
ゴンドラは6基で、全て色が異なり縦に長くみえる。
近づいてみると縦に長い・・・というより横が相当短い事に気づく。
ゴンドラ一つ一つにも動物の絵が書いてある。
小さいながらいっぱいのイラスト。
一旦入口の乗り物件売り場に行き券を買う。
1枚30円。2枚でも60円と安い。
乗車口に移動し、いざ乗車。
ところが、大人二人で乗ると・・・かなり狭い。
膝を正面に向けられず、お互いに斜めにしてやっと乗れるといった感じ。
不自然な格好になりながらもゴンドラは上がっていく。
高さの割にゆっくりなので、だいぶ時間が経つのが遅く感じた。
乗車口と反対側は、観覧車のところだけちょうど木が無く、高台になっていたので小樽の街並みとその先に広がる石狩湾が遠くに見えた。
逆に乗車口側にはあまり高くない山。どうやら「天狗山」という山でスキー場もあるらしい。
写真をとっているとすぐに下降を始め、一周が終わってしまった。
天気があまりよくないのが残念だった。
日曜日とあってか、園内には大賑わいとは行かないまでも家族連れの姿が多く見られた。
地元住人からは慣れ親しんだ施設が無くなることを惜しむ声もだいぶ上がっているよう。
古き良き観覧車がまた一つ無くなってしまうのは、非常に残念・・・。