【レビュー】HEPファイブ 観覧車

HEPファイブ

大阪駅でレンタカーを返し、HEPへ。地下から向かった為、道中に姿は見えず。
会社からも近い為周りの人々にはまだ行ってないの?と言われながら満を持して訪問。

HEPは若い個性的なファッションの子が比較的多い商業施設。「HANKYU ENTERTAINMENT PARK」の頭文字をとったものらしく、「FIVE」と「NAVIO」があるが「FIVE」の屋上に観覧車は建っている。
HEP FIVEのロゴを見ると「P」の文字が観覧車をモチーフにしているように見える。

建物は赤が基調、というより赤以外のカラーは見当たらないというくらい壁・柱・ガラスの枠などいたるところが赤。建物北側は大きな吹き抜けになっており、石井竜也がデザインしたという大きなクジラのオブジェが2体いる。

7Fの観覧車乗り場に行くとまずガラス張りの中にゴンドラが見え、ガラスに近づいて見上げるとかろうじて全景が目に入る。薄暗い中、真っ赤なゴンドラが映えている。
乗り場までは電光掲示板で観覧車の詳細が流れていたりした。
券売機で券を購入しゲートへ。500円。
午後8時半くらいだったが特に待つことなく乗車口へ。写真撮影にはハートのクッションを渡され、また引きつり笑いをしてしまう。
ゴンドラは円柱を横にした形。窓ガラスがうっすらスモーク張りのようで、沖縄のカーニバルパークのものを思い出した。しかし沖縄のものはだいぶ濃いマジックミラーになっていたが、HEPのものは薄めで外からも中の人は認識できるくらいだった。

乗り込むと中は4人乗りながらそこそこ広い。全体的に薄暗く、まさにカップル向けのムーディーな雰囲気。
支柱のライトアップはスポットライトのみで点滅を繰り返し、赤い色が浮かび上がっては消えていた。
椅子は暖房入りでほんのり暖かい。

上がっていく途中に見えるHEPの壁も真っ赤で、今度は半分が赤い建物の中に入っていた愛知万博の「ワンダーホイール 展覧車」を思い出した。
綺麗に壁を写す角度を試行錯誤しているうちにすぐ視界が開け、外へ。
目の前にはJRの線路と付近のビル群。観覧車が暗めなので外のイルミネーションが際立つ。
頂上付近では大坂城や大阪ドームも見える。東の方向にはビルやマンション。
ひたすら写真撮影をしていると隣のゴンドラのカップルが2人こっちを向いて座っているのが見え、少々気まずい思いに。

ビルトインタイプ(建物の上に建設)として世界で初めて建てられたHEPの観覧車。
今はショッピングモールなどでだいぶ同様のタイプも増えてきたが、赤で統一された車体・建物に薄暗い証明とガラス張りの柵、のスタイリッシュな雰囲気は「ウメダの空のスウィートルーム」のサブタイトルが付いているだけあり他から郡を抜いている”大人の観覧車”だった。

電光掲示板

券売機2

ゴンドラ

案内シール

椅子

支柱

大阪駅方面

中津方面

天井

ゴンドラ郡

帰りの道もオシャレ

チケット3

初めて購入した記念写真