【レビュー】オンタリオ・プレース(Ontario Place) ファーストフライト(First Flight)

オンタリオ・プレース(Ontario Place)

トロントの観覧車を調べると、トロント・アイランドにある風車型観覧車とCNE (Canadian National Exhibition) という博覧会の移動遊園地がヒットした。
しかしこの博覧会、毎年8月下旬から9月上旬とのことで残念ながら今回の旅行期間は開催されていない模様。
初の移動観覧車ニアミスにがっくり来たが、根気良く探したところその会場付近にオンタリオ・プレースという大きいプールのある遊園地があることを発見。
公式サイトには群馬の藤岡PAにあるバルーン型観覧車に似た写真を発見、名前が「First Flight」と観覧車かどうかわかり辛かったが写真ではどう見ても観覧車に見えるので行ってみることに。

オンタリオ・プレースはトロント中心のユニオン駅からLRTという路面電車で、とある支線終点のエキシビジョン駅下車。
ガイドには無料シャトルバスありとあったが公式サイトには2008年は都合により休止とのこと・・・。

ところでこのLRTがだいぶ手こずった。
まずユニオン駅から乗り場がわからず、路面なら外に線路があるだろうと地図の駅がある辺りに出てみたが全く見当たらない。
うろうろ歩くうちに次の駅がある辺りまで来てしまったが、やはりどこにも駅は無し、標識さえも無し。
途方にくれていたところかろうじてそれらしき階段と看板を発見。
実はユニオン駅とその次のクイーンズコート駅は地下にあったのだった。

ぶれてますが

しかしそこで安心したのもつかの間、駅で待つも反対方面に電車が4本来る間こちらは全く来ず。
どうも不安になり次に来た電車にとりあえず乗るも行き先が異なり、何度も乗り継ぐ羽目に。
結局10分くらいで行けそうな距離を1時間くらいかけて最寄の駅に到着。
駅からは15分ほど歩くとあったので心配したが、家族連れの人についていき今度は迷わず到着。

入場料はC$17。プールも込み1dayパスや乗り放題フリーパスが主流のようで、入場券を買ったはよいが乗り物券の券売機が見当たらない。
インフォメーションに行くと、乗り物は1回どれも5.85ドルで2つ以上乗ると1dayパスの方がお得だと言われる。
しかし観覧車しか乗る予定が無いので1回券を購入。
そんな人は滅多にいなかったようで、係員には何度も確認され不審そうな顔をされてしまった。

さて観覧車は遊園地の入り口からチラッと見えていたが、一緒に言った友人があまりの小ささに驚いていた。
何せ前日ツアーに無料で相談できる電話番号が紹介されていたのでそちらに電話し、
オンタリオ・プレースに観覧車があることを再確認したところ「無い、トロント・アイランドの間違いでは?」と言われ
「たぶん凄く小さいと思うのですが・・・」と言うと「子供用程度のものならあるかもしれません」と記憶にも無い様子だった。
入場料+のりもの券で日本円にして2500円もかけてわざわざ来るとは唖然とされても仕方が無い。
付き合ってもらったのが申し訳なくなる高さ10mほど・ゴンドラ8基の子供用ミニ観覧車だった。

この小ささです

案内板

保護者同伴が必要な年齢あり?でも42″がよくわかりません

看板

乗り場には十数人並んでいて、ほとんどが小学生以下の子供とその家族だった。


想像以上の人気が意外だったが、並んでいると理由が判明。
この観覧車も、二つ同時に乗降させて少し回転し、また二つ・・・の繰り返しなのだが
ようやく歩けるような子も多いため乗降にだいぶ時間がかかり、実際に回っている時間の方が少ないのだった。

ゴンドラ

10分くらい待ち、ようやく乗車となるが係員に「体重のバランスをとるため次のゴンドラに乗ってくれ」と言われる。
乗車人数は子供でも3人までのよう。
いかにも欧米人といったようなだいぶ大柄なお母さんもいたが大丈夫なんだろうか?と思ってしまう。

入り口の柵

屋根

「ファーストフライト」だけあって景色は園内全ても見渡せない程度。

ただ遠くにあるCNタワーを望むことが出来た。

横から見るとこんな感じ

動画はこちら

私たちが降りた後にもまだまだ行列。
日本の観覧車もこれくらい人気だと嬉しい・・・