【レビュー】那須ハイランドパーク 大観覧車
いつでも行けると思うと、なかなか行かないもの。
2003年から観覧車巡りをしているが、00年代に現存する関東の観覧車はほぼ全て回りつくしていた。
しかし、なぜか那須ハイランドパークだけ行かないまま。
特に理由はなく、先述の通り、思い立ったら比較的すぐに行けると思っていたから。
那須は人気の観光地でもあるので、「一泊旅行に行こう」となった場合に選択できるよう残しておいたら、意外にずっと行く機会が生まれなかった。
今回、友人達と那須にキャンプに行くことになった。
今年は全国的に異常な暑さ。
那須といえば避暑地、さぞかし涼しいだろうと期待していたが、
日中は30度を超え、東京に比べれば…といったレベル
さて宿泊翌日。
前日お風呂に入れなかったため、朝食後は日帰り温泉へ。
友人たちは特に行きたいところもないということで
(そういって配慮してくれたのかもしれないが)
満を持して那須ハイランドパークへ。
那須ICから5分ほどの日帰り温泉を出発し、40分山を上り下り
到着すると…とにかく暑い!!
遊園地はアスファルトの照り返しもあり、キャンプ場よりさらに気温が高い
とりあえず入場券だけ買って中へ。
三連休の中日だからか、園内はかなりにぎわっている。
あちこちに水の出る扇風機型冷風機があるが、冷却が到底間に合わないくらい暑い。
子供がまずは観覧車、と代弁してくれたため、観覧車へ
入園して階段を降り、記念写真スポットを右へ進むと目の前に観覧車。
手前には、いくつかの遊園地で乗ったことのある観覧車の仲間のような乗り物。(ここでの名前は「ハローキティ&フレンズ ポップンスマイル」)
前にとしまえんで乗ったのはアンパンマンだったが、こちらはサンリオキャラクター。
さて観覧車
ゴンドラの形は比較的よく見る、円柱を横にした形で、支柱やスポークもサノヤスライドの典型的なデザイン。
しかし、ここの観覧車の特徴はなんといってもゴンドラの塗装。
2基を除き、果物のデザインになっている。
そのためか、観覧車の真横には大きな果物の看板。
右上にあるのがぶどうゴンドラ。
2基だけある果物以外のゴンドラ。赤と白で、カップル用のデザイン。
中にはぬいぐるみが入っており、カーテンもついている。
乗り場側より見上げる。
サノヤスライドの比較的よく見るデザインだが、ゴンドラが特徴的なので見える。
暑くて観覧車乗り場に来るまでに既にばて気味。
なんとかさらに奥のチケット売り場でチケットを購入。1回1人500円。3歳以上同じ料金。
那須にはペット連れで訪れる人が多いからか、
那須ハイランドは、ペット同伴で楽しめる乗り物が多く、観覧車もワンちゃんOKゴンドラ有り。
こちらはレモンゴンドラ。
長男はブドウゴンドラを狙っていたが、ちょうど行ってしまいパイナップルに乗車。
中は冷房が効いており助かった。
うちわも置いてある。
「標高が634mで、スカイツリーと同じ! 」とあるが、標高と地上高を比べるのはどうなんだろう…と思いつつ。
観覧車の乗車口方向には、紫色のヤシの木オブジェ。
あまりちゃんと写っていないが、ヤシの木とその先にあるジェットコースター「F²(エフ・ツー)」の色が同じでかっこよかった。
雄大な山々に囲まれた園。
ゴンドラ内は、赤い椅子の後ろが黄緑色であるのがちょっと珍しいか。
外から見えたゴンドラはすべて同じ色のようだった。
隣はオレンジゴンドラ。つぶつぶが描かれている。
手前に見えている気球が上下するアトラクションに、未就学児のような小さい子が一人で乗っている姿が見えてちょっとびっくりしたが、後から確認すると小学生未満保護者同伴の乗り物だったので、未就学児ではなかった模様。。
那須ハイランドパークと果物の関係があるのかどうなのかよくわからないが
果物ゴンドラは、想像以上に可愛い。
「ぼっち観覧車」のすずやすさんが、いつもゴンドラを全パターン写真に撮られていて
流石だなと思うのだが、
今回ばかりは私も、これは全ゴンドラの写真を撮影するべき!と意気込んだ。
乗車後チャレンジした全ゴンドラ撮影。
後から見たら、撮影する向きがイマイチで、パイナップルやぶどうの葉の部分が写らなかった…
果物の種類は、ぶどう、パイナップル、オレンジ、レモン、いちご、すいかの6種類。
しかし実はあと2つ、赤と白のカップル用ハートプリントのゴンドラがあったのだが
見事に白のゴンドラの撮影を忘れていた…
あとから家族に今回の観覧車の印象を聞いたところ、皆口を揃えて「果物のゴンドラが可愛いかった!」
撮りようによってはもうすこし「インスタ映え」した気がするが、自分の腕の限界に落胆。。
じつはフルーツゴンドラ、兵庫県にある神戸フルーツフラワーパークにもある模様。
見比べてみると少し神戸の方が観覧車のサイズが小さく、種類も少ないよう。
同じような果物の種類だが、ゴンドラの形とイラストが少し違っている。
神戸に行った際には、もう少し映える写真の撮影をリベンジしたい。