【レビュー】名古屋三越栄店 観覧車

名古屋三越栄店

「日本で一番古い屋上観覧車」というここ三越名古屋栄店の屋上遊園地の観覧車。
日本で一番古いのか、屋上観覧車の中だけなのかがいまいちわからず。。。

三越名古屋栄店は、地下鉄東山線・名城線の「栄」駅下車すぐ。
三越に入ると、随分古くからあるような店構え。
エレベーターで7Fに上がり、「昭和」の雰囲気の漂う店内を抜け屋上へ。

屋上は、朝の10時半でまだ回転間もなかったのもあってか、ほとんど人は無し。
真ん中に係員控え室のような建物があり、入ってすぐに観覧車は見えなかったが右の奥の方に建っていた。

外観は、確かに年季の入っていそうな佇まい。
ゴンドラは窓ガラスがなく、下のほうがややすぼまった楕円形のような感じ。
全部で6基で、支柱は六芒星のような形に組まれている。

そして、観覧車物語にもあった通り全く動いていない。
近寄ると隣の係員控え室にいた係員の方に前の券売機で券を買ってくれと言われる。
この券売機がまた年季の入ったもので、真ん中に「昭和ランド」という文字があり200円を入れると、出てきたのは・・・ただの白い紙。
不思議に思いながらも渡し、乗り込むと右の支柱に付いていたスイッチで動かしてくれた。

古いせいか、動くに連れゴンドラが左右に揺れる。
頂上付近になると、思ったよりも高くそこそこ見渡せる。
そばの大通りや、近くのデパートが良く見えた。
次に行くサンシャイン栄の観覧車も見えた。


この観覧車、老朽化と費用の面などから、残念ながら2005/07/20に営業終了してしまいました。
しかし「日本で最古の現存する屋上観覧車」ということで、取り壊しはされずに残されるようです。

全景

隣のゴンドラ

天井。年季入ってます

テレビ塔も見える

内部

サンシャイン栄も

「静かに」の強調がなんとも

ゴンドラ

スイッチ

券売機。出てくるものは白紙・・・