【レビュー】国営海の中道海浜公園 大観覧車

国営海の中道海浜公園

ここは半島になっていて、現在地市営地下鉄・天神駅から
電車だとかなりぐるっと回っていかなければいけなかったので、フェリーとどちらにするか悩む。
結果、行きはフェリーで帰りは電車にすることに。
いざ博多からバスで博多港に行ってみると、2月末まで冬季ダイヤで海ノ中道行きフェリーはなんと1日3本のみ!
空港で本数が少ないので確認した方がいいかもと言われるも、まぁ少しくらい待っても・・・と余裕を見せたのがいけなかった。
しかし待ち時間は1時間くらいだったので、戻ることを考えるとあまり変わらないと判断しそのまま待ちフェリーで直行。
フェリーはあまり大きくなく、船酔いする私は嫌な予感がしたが、25分だったので平気だった。
フェリー乗り場から遊園地までは歩いて10分くらい。レンタサイクルもあった。


観覧車を目印に進み、遊園地に着いたのは15時半くらい。
人影があまり見えなかったが券売機で券を購入しようとすると係員の人に「5時閉園ですがいいですか?」と聞かれる。
返事をして中に入ると、ほとんど人影が見えない。
2・3組家族連れとすれ違ったくらい。
観覧車は入り口から斜め左の方にあり、全高62m強だけあってなかなか大きい。
太陽のように支柱の輪の周りがギザギザしたデザインになっており、ギザギザの先端にゴンドラが付いている。
色もカラフルで、柱の真ん中は水色、その周りが白で一番外側が赤。
ゴンドラはしずく型で黄緑、オレンジ、黄色、濃いピンクの4色。6人乗りだった。
そばの券売機で乗り物券(500円)を購入し、濃いピンクに乗る。
車椅子マークが付いていたので、このゴンドラには車椅子のまま乗車できたよう。
2000年に完成したらしく、中も新しく綺麗。

いざ乗って園内を見渡すと、ちらほらと人は見えたがやはりがらんとしている。
乗車口の先のほうを見ると、ビニールシートをかぶされた丘のような部分が多々ある。
どうやらここは春になると一面に花が咲き誇るらしく、ちょっと来る時期が早かったよう・・・。
かなりの強風のため、ゴンドラは少し揺れ、風を切る音がせわしなく聞こえた。
しかし上に上がるにつれ、公園の外が見えてくると周りが海に囲まれているのでかなりの絶景。
360°とまでは行かないが、ほぼどこを見回しても海が見え、晴れているので見晴らしが良かった。
海沿いの観覧車にはいくつか乗ったが、このように周りのほとんどを海に囲まれている観覧車は初めてだったので感動。
海の向こうにはフェリーに乗った博多港付近や、海ノ中道のさらに先の志賀島などが見えた。

帰りにゲートを抜けると、「フラワー○○祭り」など、花関係のイベントの予告がずらり。
平日ということもあったが、やはり人がいなかったのは時期的にオフシーズンだったからのようで、
1ヶ月くらい時期が早かったかと残念だった。

帰りはフェリーも終わっていたので電車で。
電車も1時間に2本くらいとかなり少なかったが、運よく15分くらいの待ち時間で乗車できた。
やはりここは交通関係上、車で行く方がお薦め。

全景

案内板

ゴンドラ

椅子

周りは海

陸と繋がった部分

隣のゴンドラ

遠くには福岡市のビル群も

支柱 真ん中密集