【レビュー】小山ゆうえんち ジャイアントホイール

小山ゆうえんち

東北道「佐野・藤岡」ICを降り、国道50号をひたすら直進。
行けども行けども観覧車の姿が見えないので心配になるが、ナビ通り近くの道を曲がり少し進むと左側にライトアップされた観覧車の姿が見えてきた。
しかし支柱が扇状ではなく内外の円を中心とした形で、ライトアップも細長いネオンでなく電球が幾つか付いている状態だった為、思ったより光り具合が控えめだった。
周りが遊園地跡地の為か、真っ暗でポツンと浮かぶようにライトアップされていたので少々怖い感じでもあった。
真ん中に何か文字が書いてあるようだったが、「小山ゆうえんち」よりも文字数が少ないようで車で通る速さでは何とかいてあるか読めず。

写真を撮りたいが道路からだいぶ離れているためズームでもうまく撮れず、もう少し近寄れないかと車でウロウロするうちに工事用の衝立の間から観覧車方面へ向かう道を発見。
工事用道路のようで入ってはいけないのではと躊躇するうち、向かいから普通車が何台かやってきた。
とりあえず関係者以外でも進んで良い道のようなので、観覧車の前には出られないにしろ少しでも傍にいけるのではと進んでいく。
すると途中で「思川温泉」との看板を発見。
この乗用車の流れは温泉の客だったとようやく気づき、少し安心しながら進む。
しかし道は観覧車の真横に来てしまい、目の前には通じていなそう…と落胆気味でいたが、温泉の駐車場に着いてみると…

そこはちょうど、観覧車の真裏。
約2年間動かされることのなかった観覧車が、すぐ目の前に立っていた。

錆びもあってか、はたまた解体されることが頭にあるせいか真っ暗な中佇む姿からは何となく「廃墟」の雰囲気が感じられた。
ゴンドラなどは綺麗だったが、支柱や乗り場の床を見ると修復ができなかったのも仕方ないかなと思わせる様子だった。
ゴンドラはほぼ円柱形で色はカラフル。何となくお台場の観覧車を連想した。
観覧車本体のライトアップの他に、下から強烈なスポットライトで照らされていた。
床とそれを支える壁の間から、遊園地で使われていたのであろう道具がいくつか観覧車の下のスペースに保管されていることに気づく。
この観覧車が元気に動いていたときに乗れなかった事を残念に思いつつ、観覧車に別れを告げた。

帰りはもう一度大通り沿いに車を停め、観覧車の正面に一番近い工事用道路の傍から全景を撮影。
あまり性能の高くないカメラだった為残念ながら綺麗に撮れなかったが、観覧車の真ん中に書いてある文字が「小山温泉」だった事が判り、それなりに満足しながら帰路へ。。

その後10分もしないうちにワイパー最速でも前が見えないくらいの土砂降りになった。
あと30分遅かったら…と、胸を撫で下ろした。

支柱

裏から全景

制御室

ゴンドラ

フラッシュたいた支柱

フラッシュたかない支柱

遠くから全景
ぶれてます