【レビュー】ウィングベイ小樽 レインボークルーザー
JR「小樽築港」駅のそば、小樽周遊バスだと「ぱるて築港」駅下車。
間違って逆の端の「ウィングベイ小樽前」で降りてしまい、相当歩く羽目に。
逆側からは遠すぎて全く姿が見えず不安だったが、
寒いのでショッピングモール内をひたすら歩き、外に出るとようやく発見。
雪は2・3日降っていなかったものの、冬の寒さと海際の風の強さで
ピンと張り詰めたような空気の中、観覧車は立っていた。
色はエメラルドグリーンが基調で、中の細い柱は名前の通りカラフル。
乗り場はショッピングモールの2階から出ている通路に直結していて、
駅方面から全貌を眺めるとその通路がちょっと邪魔だった。
乗車口には係員が寒そうに一人いるだけで、周りには全く人がいない。もちろん待ち時間も無し。
しかしゴンドラを良く見ると乗っている人はちらほらいた。
乗車してみると、暖房完備のためか中は普通に暖かい。
内装も全部エメラルドグリーン。
椅子には滑り止めのように丸い凹凸がある。
天井には機械があり、間違える人が多いのか「これは冷房ではありません・・・(云々)」の文字が。
景色は、どんよりとした空の中一面雪が残っていて白い。
乗車口側は駅の向こうに家が立ち並んでいて、さらにその向こうは山。
乗車口向かって左には今抜けてきたショッピングモール。何もない屋上が見える。
そしてその右には・・・日本海。
少し遠くにたくさんの船が停泊している港が見える。
海は乗車口反対側にずっと広がっていた。
ゴンドラは頂上に近づくに連れ、風が半端なく強くなり
今までないくらいに揺れた。
一人で乗っているため左右のバランスも取れず、
頂上付近ではこれは運行停止の域なのでは?とかすかに危機も感じた。
今まで偶数人で乗ることが多かったので、改めて奇数人数だとバランスが取りにくいことを実感。
しかし、一人だと写真撮影もスムーズに行えじっくり景色を堪能できるのでなかなか良かった。
ゴンドラの中で独り言を言ってしまうのが難点だったが・・・。