【レビュー】もりのゆうえんち ジャイアントホイール

もりのゆうえんち

日暮里から常磐線で柏へ、東武野田線に乗り継ぎ「野田市」駅で下車。
野田市の中心的な駅を想像していたが、だいぶこじんまりとした駅で、正味一時間強だったが小旅行にでも来たような錯覚を起こした。
駅付近は線路の両側ともキッコーマンに占められている。
出口が西側にしかないので、踏切を渡り10分強歩くと左手に観覧車の姿が。
周りに高い建物が無いせいか、想像より大きく見える。


「もりのゆうえんち」はスーパーに隣接した入場無料の遊園地と言うことから、小さい遊具が数個有るだけの屋上遊園地のようなものを想像していたが、入ってみるとメリーゴーランドやサイクルモノレールなど中型遊戯が多く立派なものだった。
このご時世の中良心的な価格とあって、園内は地元の家族達で大盛況だった。

観覧車「ジャイアントホイール」は高さ65m、直径62.5mでゴンドラ40基。遊園地の運営も行っている泉陽工業社製造でゴンドラは定番の雫型。6人乗りで色は赤、オレンジ、黄、水色、青、緑、そして紫が1基。
乗車料金は1回500円で1枚100円ののりもの券には観覧車の絵が描かれていた。(この観覧車とはだいぶ異なるが…)
パンフレットにも表紙に観覧車の写真があり、よく見るとJUSCOの文字の前にJUSCOマークらしきものがある。どうやら現在は取れてしまったらしい…。

6人乗りのゴンドラに乗り込むと、外観から想像できる通り中も綺麗。後で聞くとオープンは1989年7月とのことで、支柱などはそれなりの年月の経った雰囲気を醸し出しており、ゴンドラだけ入れ替えたのかもしれない。
乗車口でしゃがんでいた係員の方のパーカーの「SENYO STAFF」の文字の横に観覧車のマークがあったのでシャッターを切ったがぶれてしまった。

上に昇るにつれすぐに気づくのは周辺の建物の低さ。高いマンションもほとんど無く、戸建の家や低層階の商業施設が多いため一気に視界が開ける。
四方よく見渡せるがあいにく雲が多かったため、富士山や筑波方面の景色は判別できなかった。
風が強かったので頂上付近ではだいぶゴンドラが揺れていた。
支柱に電飾が付いていたのでライトアップもされる事に気づく。民家が多くあまり夜に強く光を発しそうな建物も見当たらないので、さぞ目立つだろう。

閉園や建設反対など暗いニュースが多い中、家族連れに嬉しそうに乗り込まれている観覧車を見てなんだかこちらも嬉しい気分だった。

全景

ゴンドラ

乗車口

真下より

のりもの券とパンフレット

JUSCOマーク消滅?

スタッフジャンパー撮影失敗

カラフルなゴンドラ

隣接するジャスコ

園内

街並み

支柱

説明書き

駅の案内板にも