【レビュー】おびひろ動物園 空中観覧車

おびひろ動物園

今回の北海道旅行、長男が一番楽しみにしていたのは阿寒湖の「まりも」。
テレビで見てからずっと楽しみにしていて、北海道行くならまりも見に行く!と意気込んでいた。

 

しかし、大人は雲海を見たかったため宿はトマムに。
雲海は見られる確率が3~4割ということで、2・3日目の二連泊にした。
深山峠、ラベンダー畑に行った後そのまま宿に直行。
フロントで雲海予報を聞くと、翌日・翌々日共にどちらも見られる可能性があまり高くないが、翌日の方が高いとのこと。

 

さて、翌日朝。
朝4時に起きて部屋のテレビで雲海情報を見ると、現在は「発生無し」の表示。
でも、後から発生する可能性があるというので、一応家族全員を起こして山頂へ。
結果、このような感じ

…ダメだったかと思ったが、後から今日の結果を確認したらこれも「悪天候型雲海」という雲海だった模様。
そんなこんなで、朝が早く眠いまま全員で阿寒湖に向かって出発。

 

トマムから阿寒湖までは片道3時間弱…
事前に途中で寄れる観覧車はないか調べたところ、帯広市にある「おびひろ動物園」がなんとかルート近くにあった。

ちなみにもう少し前であれば池田町のワイン城や同じ帯広市のグリュック王国も近くであったが、残念ながらどちらも営業終了。
(グリュック王国は廃墟状態で残っている模様)

おびひろ動物園までもホテルから1時間くらいかかって到着。
運転手は「疲れて休みたい、観覧車に乗ってくるだけなら車で待ってる」というので
子供たちと3人で入園。

入園するとすぐに観覧車が。

青い空に映えてピカピカ

しかし、次男は早速豆汽車に心を奪われる。
というわけで一旦豆汽車に乗車。
豆汽車から臨む観覧車。

 

その後ようやく観覧車に乗車。

どの位置から撮っても絶妙に全体が入らない。。

ゴンドラはすべて特徴のあるタッチの動物イラスト入り。

横から見ると円形(円柱を横にしたような形)のメジャーなデザインかと思いきや、実は上をちょっとつままれたような雫型。

名前は「空中観覧車」昔は、この名前の観覧車がいくつかあったよう(参考:観覧車通信‐おびひろ動物園の空中観覧車)だけれど現存するのはここだけ。

ゴンドラ内には、「おびひろ動物園」と書かれたうちわがいくつか。
中も赤い椅子を始め、比較的新しそう。

中では子供たちが座る場所や窓の位置取りで喧嘩を始め、大騒ぎ。
動画を撮ろうとしても、大人しくしているわけもなく…途中から諦めた。
観覧車から見える園内は、遊園地ゾーンは豆汽車の他にメリーゴーランドや気球型ライドなど小さめのアトラクションが数個。


動物園ゾーンは木に覆われておりあまり見えない。
さらに木が覆い茂っているところには、美術館や記念館があった模様。

下車後、全景撮影再チャレンジ。

しかしどうも、電線が入ったり木々が入ったり…

乗車後は、子供たちが動物園にも行きたいというので、観覧車側の階段を下りた動物園南西ゾーンへ。
アシカやアザラシ、ライオンやトラなど、長男がひたすら写真を撮影して回る。
国内最高齢というコンドルも発見。

もう一度遊園地ゾーンへ戻ったところ
次男がもう一度豆汽車に乗る!と騒ぎ出し、結局もう一度乗車。

豆汽車の横にこんな看板が。

看板によると、観覧車は2013年に塗りなおされていた。
どうりで、新品のようにピカピカだったわけだ!

 

結局まるまる1時間くらい、たっぷり園内を堪能して車へ。
夫はあまりに遅いので待ちくたびれていた。

ちなみにその後長男お目当ての阿寒湖に行ったが、湖での滞在時間はおびひろ動物園よりも短かった…
長男はまりも水族館が本当にまりもしかいなかったので想像と違ったらしく、若干凹んでいた。
(普通の水族館のようにペンギンなど沢山いると思っていたらしい)
そんなわけで、この日はほとんど車の中で一日終了。やはり、阿寒湖に行くのならもう少し道東の方の宿をとるべきだと痛感。
結果、この日子供たちが一番満喫したのはおびひろ動物園だった。

 

ところで雲海の方は翌日リベンジ、こちらは見事に期待していた雲海が見れて大満足。