【レビュー】明石公園 観覧車
新型コロナの猛威もだいぶ落ち着いた2023年正月休み、愛知旅行を計画。
到着予定の1月2日に、まだ行ったことのない観覧車(且つ行ける距離)で唯一営業していたのが碧南市にある明石公園。
名古屋から名鉄本線「知立駅」にて名鉄三河線に乗り換え、「北新川」駅で下車し徒歩約15分。
住宅街を抜けるとまず大きな広場があり、その奥に遊園地ゾーン。
観覧車は公園の外からは見えなかったが、遊具の真ん中に堂々と建っていた。
到着したとたんに雲行きが怪しくなってきた…
明石公園は物価上昇などどこ吹く風、とにかく乗り物料金が安い。公式サイトのキャッチコピーは「100円で全ての遊具に乗れちゃう」
お財布にやさしいこともあってか、園内は家族連れで大賑わい。
観覧車は赤・青・黄緑・黄色とよく見る色合いの6人乗りゴンドラが20基、大きな特徴はなさそうに見えるが…
2基だけ明らかに窓から外が見えない、全体にイラストの描かれたラッピングゴンドラがある。
これは一般社団法人「アティックアート」によるもの
アティックアートとは
障がいのある人が創作した、独自の世界観と絶妙な色彩で彩られた絵画・版画などの作品を世間に公開することにより、
埋もれている才能のある人が社会参加できることへの支援を目的とし、眠っていた才能を探し広がるように応援するプロジェクトです(公式サイトより)
とのこと。
手書きでゴンドラいっぱいに描かれたイラストは圧巻、おとぎの国のようで見ているほうも楽しくなるデザイン。観覧車にぴったり。
うち1基は乗車不可だが、1基は乗車可能だった。
ぜひ乗りたかったが、ちょうど直前のお客さんの順番になってしまい乗れず。
一部のみ乗車できない観賞用のゴンドラがあるのはここだけでは。(2023年時点)
乗車可のラッピングゴンドラ。
ゴンドラの下にもイラストが描かれている
ラッピング以外のゴンドラは、側面に海の生き物が描いてあった。
近くに水族館(碧南海浜水族館)があるからか。
乗ったゴンドラはチョウチンアンコウ。
中にはチョウチンアンコウからの飲食不可のメッセージが。ゆるキャラのようで可愛い。
こういうキャラクター、ツボです。
こちらはペンギン
ちなみに通常ゴンドラについても外から見ると窓が黒く、外が見えるのか気になったが…
これはスモークのようなものが貼ってあったため。
以前、同じようにマジックミラー風の観覧車に乗った際は景色が見づらかった記憶があるが、こちらの観覧車は特にそのようなことはなかった。
駅と反対方面には三河湾と自動車道路
工場も多く、海が一望…とまではいかない。
乗り終わった後、観覧車のそばのテーブルで名鉄百貨店で調達した天むすを頬張る。ちょっと小雨がパラパラしていたが、観覧車を見ながら堪能するご当地グルメは最高だった。
ちなみにゴンドラの側面描かれた海の生き物はこちら
小さくてわかりづらいが、カニ、タコ、イルカ、クマノミなど。
撮影していたらだんだん天気が良くなってきた。
手前に見えるのはからくり時計の塔。
結局帰る間際が一番の晴天。
最後にパンフレットのような構図の写真がほぼ青空で撮れたので、終わり良ければすべて良し…ということで。