【レビュー】ナガシマスパーランド 大観覧車オーロラ
今回の旅行の本命、ナガシマスパーランド。
でも実は、申し訳ないがはじめ「大観覧車オーロラ」には特に期待していなかった。
というのも、目的はどちらかというとナガシマスパーランド近くのイルミネーションランキング日本一・「なばなの里」
そしてもう一つは、後述するが「アンパンマンミュージアム」。
ナガシマスパーランドへは、名古屋から電車+バスと長距離バスどちらも1時間くらい。
子供が途中で騒ぐと困るので電車を使おうかと思ったが、子供たちはずっとバスがいいというので長距離バスの方に。
これが正解で、お昼ごはんに名鉄デパートで調達した「地雷也」の天むすを食べながらうとうとしていたら着いてしまった。
ホテルはオフィシャルの「ホテル・ナガシマ」。オフィシャルは3つあり、長距離バスを降りたところからまた送迎バスに乗り換えて向かう。
しかし、ここで一番初めに着いた「ガーデンホテルオリーブ」の方が観覧車に近く、ホテルナガシマは一番遠いことを知る。
オリーブには、ベランダからすぐ観覧車が見える部屋もありそう。
事前に調査しておけばよかった…
到着が14時でまだチェックインできなかったため、フロントに荷物を預かってもらい
3階の専用通路の先にあるホテル客用のゲートより、ナガシマスパーランド内へ。
ゲートには大きい観覧車のイラスト。
ナガシマスパーランドといえば、絶叫マシンの多さに「東の富士急、西のナガシマ」と言われたり、世界のテーマパークランキングにランクインしたりする勢いのある遊園地。
しかし飛び石連休の中日だが平日だからか、園内は人もまばら。
少し歩くと観覧車の姿。昨日とはうって変わって観覧車が映える、突き抜けるような青空。
真ん中にデジタル時計のあるデザインは、よこはまコスモワールドのコスモクロックとそっくり。こちらもゴンドラの数は60基だが、直径が83mで100mのコスモクロックより少し小さい。
それでも近づくと大きく、全体写真を撮るのが難しいほど。
乗降場までほとんど段差がない。
観覧車は少しでも高くなるよう、地上より数メーター上に設置されることが多いので、珍しい気がする。
注意書き。左の緑の看板はうっすらと観覧車のマークが。
2歳から要チケット。
係員の部屋にはしょくぱんまん
泉陽興業の定番、雫型ゴンドラ。
さて前述の、あまり期待していなかった理由だが、デザインの相似性にあった。
コスモクロックの縮小版のようで、あまりオリジナリティの無いデザインだなぁ…ということで(むしろナガシマになじみのある方からしたらコスモクロックが拡大版なのかもしれないが…)
あまり事前情報も仕入れず、乗ってみたのだが…
これが、いい意味で裏切られた。
ナガシマスパーランドは中州状になっており、園内と反対方向は見渡す限り海。
園内は、所狭しと絶叫マシンが並んでいる。
隣には、2018年1月で営業終了してしまったホワイトサイクロンの美しい姿。
子供たちも、怖そう~と言いながらずっと見とれていた。
観覧車の白いスポークとホワイトサイクロン。
もう見ることができない組み合わせ…
三方向を海に囲まれているだけあり、景色が素晴らしい。
名だたる絶叫マシンに囲まれ、園内では比較的目立たない印象の観覧車だが、それらに匹敵するような魅力的な観覧車だった。
↑観覧車の影が映りこんでいる…
乗車後、宿泊プランについていたこども広場45分券がついていたので行ってみる。
未就学児向けの遊具が沢山あり、子供たちは想像以上に満喫してなかなか移動しようとしなかった。
そして、今回の目的の「アンパンマンミュージアム」
アンパンマンミュージアム自体は日本各地にいくつあり、家からは横浜の方が近いのだが
実はこの名古屋にだけ、観覧車のオブジェがあるという情報を仕入れたため、わざわざ名古屋で行くことにしたのだった。
アンパンマンに興味があるのは平均3歳くらいまでなので、次男がまだ興味のあるうちになんとか行きたい、と今回の目的にしていた。
その観覧車がこちら!
アンパンマン(の乗り物?)、ばいきんまん、などのキャラクターをモチーフにした6つのゴンドラ。
尚、乗ることはできない。
後ろに「スチールドラゴン2000」が見えるところがナガシマらしい。
しかし次男はこども広場でたっぷり遊んだ後であり、いつもの昼寝の時間だったため疲労困憊でアトラクションなどは全て通り過ぎただけで終了。
そもそも園内は0~2歳くらいの子がほとんどで、3歳間近の次男でも大きい印象。6歳の長男はとうに卒業しているので始終退屈そうにしており、どちらにしろ年齢的に少し来るのが遅すぎた様子。
まぁそれでも、部屋に帰って入園するともらえるアンパンマングッズ(今回はタンバリン)で二人とも遊んでいたが…
ちなみに、夜はもうひとつの目的であった「なばなの里」を堪能。
観覧車に関係のある出来事は特になかったが、噂通りすごかったのでオススメ。
ホテルに戻った後、廊下の遊園地向きの窓から見た観覧車。
夜イベントをやっていたからか?ライトアップされていた。
そして翌日
ナガシマスパーランドからレゴランドのある金城ふ頭行きのバスが1日数本だけ出ているので、時間を合わせて乗車。
しかしレゴランド…には観覧車が無いということで、今回は訪れず。
行き先は、鉄道好き男児のために「リニア・鉄道館」
大きなジオラマにはナガシマスパーランドがあり、大きな観覧車も再現されていた。
こちら回ったり、夜のシーンではイルミネーションが灯ったりと本格的。
最後まで観覧車な旅行となった。